所用があり
以前お勤めしていた会社に電話をして
話しやすいように
同期の子を出してもらおうと
「Sさんいらっしゃいますか?」
と言ったら
電話を取った新入社員っぽい方に
「あーSという苗字の者は2人いるんですがー。。。」
と言われ
ここは若くてカッコいい方のSさんです
とか
若くて冷え性の方です
とか
笑い方が全身壊れちゃうんじゃないか、と思う方です
とか何か言って困らせてあげよう、うしし
と思ったのですが
忙しいところ邪魔するのもよくないぞ、27歳と言い聞かせ
すんなりフルネームを言ってお願いしました。
どうも、amejitenでございます。
冷え性の方と言って
どっちも冷え性だったら尚面白かったなぁ
というのは妄想だけにします。
男性といえば
今教師をやっている友人と話していて
私は小学校高学年から担任がずっと男性で
それ以前はおばさん先生でしたから
若いお姉ちゃん先生が担任だったことが一度もないなー
と気付きました。
おばちゃん先生も幼い時期ですので
あまり記憶にないんですね、これが。
しかもその内5人中3人が担任中に
同僚の女性教師とゴールインというめでたさつき。
しかしどの方も非常に良い先生で
非常に個性的な方ばかりでした。
その中でも一番好きだったのは
中学3年のときの担任。
当時は35歳くらいでしょうか。
熱い男でした。
熱心とは違う熱さ。
担当学科が技術で熱いというキャラクターも
なんともいい感じ。
一日の学習を総括してコメントし
それを提出して担任に添削してもらうことを
毎日していたのですが
こんなのほほんな生徒の一言一言に
「なぜ眠いんだ?!」
「なぜうさぎなんだ?!」
「頑張れ!」
などと感嘆符つきのコメントを達筆でしてくれた担任でした。
家庭訪問の際も
母が
「先生、近くで見るとスリムですねー」
と言ったところ
「着やせするんです!」
とキリっとした笑顔で答えた日には
もうおかしくておかしくて
いや、別にそんなにキリっとしなくても…
と、私の顔が歪んでいたに違いありません。
教師としてはあまり優秀ではなかったらしく
生徒からの人気も全くなかったのですが
非行に走る暇があったら眠りたいと言うほど
覇気のない少女には
その熱血ぶりがなんとも新鮮で
ひとり先生のコメントを読んではケラケラ笑い
卒業式には
その熱さが涙を誘い
こんなツボの教師にはもう会えないだろうなぁ
とさびしく思ったものでした。
ちなみに
よくブログに出てくる『社長さん』とは
中3のとき同じクラスでしたので
未だにその担任の昔話などをします。
私は担任は全く人気がなく
私だけのツボだと思っていたのですが
社長さんもなかなかツボだったらしく
話に花が咲きます。
今会ったとしても
「今何してるんだ?」
「う、占いなんぞを少々…」
「そうか。頑張れ!」
で終わりそうなところが、面白くてたまりません。
今どこにいるかわかりませんが
お元気で
また私のようなファンを増やしてらっしゃればいいなぁ
と思いますははは。