広い世界の中のお袋の味

まだまだ世の中は広いです。
まだまだ四半世紀生きただけでは
知りえないことばかりです。
今日そのことを身をもって感じました。
帰宅しよぉとしたら、バッグの中に車の鍵がないことに気づき
狼狽してしまった私。
クタクタもいいところ、瀕死の状態で外回りから帰ってきたので
まぁ、どっかに落としてしまったんだろぉと
しぶしぶ自宅に電話を入れ
母親に迎えに来てくれるよぉにお願いしたのです。
母親はそれを快諾してくれて
待機していたのですが
まさかと思って車を空けよぉとしたら
アレま、開いてしまったんですね。
とゆーワケで、即、再び母親に電話し
心配させてしまったことを謝罪しました。
あぁ、疲れてるなぁ、と思いながらも
母親に悪いことをしたので
今日はゆっくり家でゴハンを食べよぉとしました。
しかし、食卓を見ると
耐熱ガラスに入ったカレーと
掻揚げのよぉな揚げ物がありました。
天ぷらにカレーって
昭和的ごちそう満載ですね。
あーもーとガックリでしたが、まぁしょうがないわ。
しかし掻揚げと思い込んでいた揚げ物は
良く見るとフワフワしていて、掻揚げではありませんでした。
薩摩揚げみたいなものかなぁ〜と口に入れた瞬間
薩摩揚げでもないことに気づきました。
薩摩揚げでもない」なんてもんぢゃねぇ。
何が入っているか、怖くて調理した本人に聞けなかったので
分解してみると


・・・オクラ?・・・魚肉ソーセージ?・・・長芋?・・・


もぉね
よくわかんない粘々した食感と
ギドギドの脂っこさ。
どぉやったら、コレを作れるのか、わからないわけですよ。
最近ではナンバー1のまずさ。
まずい以外の言葉が出てこない。
母親は私の噛むに噛めず
身動き一つしない反応を見て
「ちょっとおいしくないでしょ」
「ん」
「もぉ出さない方がいいでしょ」
「ん」
「なんでかなぁ?本見て作ったのになぁ」
たぶんね、たぶん、
彼女が読んでる料理の本って
『日本語圏ぢゃない』国の言葉で書かれてるんだよね。
まぁいつも通りまずいカレーが
おいしくないカレーに感じれましたもの。
ただでさえ胃の調子が悪いのに
あぁやっぱり家のゴハンは嫌です。
世の中には
いえ、
家の中にも
まだまだ私の知らない世界があるんですね。