サツエイガールズ(歌なし)

他人の結婚式に潜入した。
キャメラマン助手としてね。
結婚式と言っても教会のでの挙式だけだったけどさ。
挙式もなんかこっぱずかしいからヤダね
っちゅーことでチラっとしか見てないけどさ。
それって結婚式に出てないぢゃん!
いやいや結婚式直前に新郎新婦を撮影しただけだけど
まぁ結婚式の範囲でしょお。
とわいえ
新郎新婦の個人情報は全く知らされずだったので
行く前から妄想爆走で
「超不細工な人だったらどぉしよぉ」
等、神聖な場所で爆笑してしまわないか心配で心配で。
あ、嘘、期待が膨らんぢゃって☆
それにカメラになんぞ3年くらい触ってないから
レンズの取り付け方も忘れちゃって
友人に『カメラ講座』を開いてもらったりして。
そんなハイテンションで現場の教会へ。

2組のカップルを激写いたしました。
一組目はどちらも26歳くらいの新郎新婦。
新婦が宮路真緒にそっくりでかなりかわい子ちゃんだった。
新郎はかなり緊張した顔で
カメラマンの友人が
「新郎様緊張されてますね、笑ってくださぁい」
と笑いかけても声も出ないと言った感じで
なんだかかわいらしかった。
んで2組目。
こちらも新婦がフジの中野美奈子(だっけ?)アナにそっくりで
めちゃめちゃかわいかった。
新郎は、その子から言うと結構なおぢさん。
別にはげてるわけでも腹でてるわけでもないけど。
あぁ若作りだぁ、とわかったね。
戦隊モノのお兄さんが30過ぎた感じ。
若い子捕まえやがって、コノヤローぅ。
と突っ込んであげたかったが
まぁ、無理なので。
撮影も難なく(友人が)こなしていた。
笑いどころもあんまなかったのでほっとしていたけど
撮影以外で笑いどころ満載でしたね。
教会だから神父様がいらっしゃるわけ。
で、最初あったとき会釈程度だったので
彼の日本語の力量を測ることはできなかった。
私たちは教会の出入りを繰り返していて
ある時階段を上った先に神父様が。
その瞬間彼が誰かに
「カゼ、デスカ?」
と流暢な日本語を披露してくれていた。
もぉ笑いどころはないか、とあきらめかけていた私にとっては
カゼデスカ
の一言がもぉボディブローのよぉにきいてしまって
必死に笑いをこらえ手を口に当て
友人の後ろについて行った。
そして撤収していたら、彼が近づいてきて
「今日はgirlsですね」
と笑いかけてくれたんだけど、友人が
「そぉなんです。ちょっと人手不足で友人に手伝いを頼んだんですよ」
って、おい!
いくらなんでもそんな難しい日本語早口で言うなよ!
神父様を気遣いなさい!
とちょっとむきになった私にも爆笑。
また教会を仕切っているらしい25・6の男性がいて
フロアスタッフだろぉと思っていたら
なんと教会の支配人だった。
聞けば、地元では有名な金持ちの御曹司らしい。
パパが経営している教会で支配人を・・・
とまじまじと見ていた。
んで彼が近くに来たとき
私より背が低いぢゃあないの!
てことは163cm以下・・・
もっといいもん食わしてもらえよぉ
と一人で妄想大爆走。
新郎新婦で笑うもんだとばっかり思っていたから
全然ガードしていないところを
もぉガンガン攻められちゃって
腹筋が痛かったぜ。
キャメラマンの友人には
「あんた、笑いこらえるのやめなよ。私も笑っちゃうでしょ!」
と笑いながら怒られましたね。
あ、ばれてた?
いやいやごめんね。
あぁでもまた行ったら笑っちゃうんだろぉなぁ。
支配人が近くに来たとき思いっきり姿勢良くして
見下ろしてやろぉか(笑)
−−−−−−−−
友人が彼女と別れた。
彼とは大学入学以来の友人で
私は一度彼に振られたがなんだか気が合い
今でも連絡を取り合っている。
私は彼女とも大学時代交流があり
遊んだこともあった。
卒業してからも2人は続いていて
これからもずっとこのまんまなんだろぉなぁ〜
なんて言葉に出すこともないくらいの関係だった。
そんな2人が別れた。
その時
「あぁみんな別々の道を歩んでいるんだなぁ」
と、改めて思った。
まだ私の中では学生の感覚が抜けきれず
同じ道をみんなで進んでいて
違うのは歩むスピードだけ、と思っている帰来があった。
違うんだね。
もぉみんな違う道を歩んでいるんだね。
そぉ思ったら
迷いとか不安とかではなく
「これからどぉしよぉかなぁ」
と考えられるよぉになった。
私は心のどこかでみんなから遅れているんだから頑張らないと!
っちゅープレッシャーを自らにかけていたのかもしれない。
だから、やらないと!と思うことがいっぱいだった。
ホントはただただ、別の道を歩んでるだけ。
そぉ考えると
やらないといけないことはあっても
やりたいことってなかなかないなぁって気づいた。
私はまだ、歩むことをしていないのかもなぁ。
私は私のやり方で歩んでいけばいいだねぇ。
そろそろ歩かないと。
と、気づいた日曜日でした。