人生の夏休み(明け)

「ハイ、資料課amejitenです」
と電話対応したくなる一日でした。
初出勤なわけですがね。
資料整理を命じられましてね。
ずっと会議室に閉じ込められましてね。
「自分のペースで、タバコでも吸いながらやって〜」
と上司に難しいことを言われ
どぉしたらいいのやら、って感じでしてね。
まぁ性に合ってるかもしれないけどさ(ダメ人間気質)
しかし
資料課なんていい響きぢゃな〜い?
おみやさんみたいで。
いや、渡瀬さんマニアにはたまらんデス。
だからって刑事には憧れないけど。
あ、タクシー運転手にも。
−−−−−−−−
約2日、現実逃避をしてたんです。
友人宅に。
今日からの内定先の臨時業務がだるくて。
今は実家暮らしだけど
本当は大学があった北海道に残りたかったから
就職するとなかなか実家からも出れないし
内定先だからもぉしばらくはここから出れないわけだからね。
もぉ出口が見えなくなる気がして
なんか息苦しくてさ。
でね
その友人宅で大学時代のアルバムなんかを見たんです。
私持ってませんから。
ほいでそれ見てゲラゲラ笑って
最後のページにアルバム製作委員のコメントを読みました。
遠からず近からずの友人のコメントだったんですけど
彼のコメントに
『人生の夏休みはどうでしたか?』
とあった。
あ、あれは、大学時代は夏休みだったんだ
って思った瞬間目が覚めました。
夏休みと言う表現が正しいかはわからないけど
あんな生活を送るのは人生に一度しかないってことはわかる。
あぁ夏休みだったのかもしれないねぇ。
彼は学生時代、イベントの実行委員のよぉなものもやっており
そのイベントの広報誌に
卒業文集号があり、そこで彼は
「腐らず楽しんで生活できたのは〜」
という一説があった。
腐らず、か。
彼は言いたいことやりたいことを素直に表現できる人だった。
それがホント見てるだけで、話すだけでわかるよぉな
ステキな人間だった。
大学生活を謳歌している若者という印象で
大きな夢を持っているよぉに見えた。
でも卒業間際彼と将来について話し込んだとき
就職したかった会社に疑問が出てきて困惑してること、
自分はみんなが思うほどリーダー性がないことを話していた。
実際彼は部長を務めたサークルを潰していた。
それは噂では問題児のせいだと聞いていたが
彼は自分の力のなさが原因だと思っているらしかった。
卒業後彼と会うことはなくなったが
今でも腐らずいるだろぉか。
希望していた企業を見限り
卒業間際に決まった就職先で元気にやっているだろぉか。
夏休み明けの過ごし方を彼に聞いてみたい。
私と同級生で4年で卒業し、就職した友人は
今年で社会人2年目に入る。
友人の一人は社会に出る私に
「自分が本当は何がしたいのかを忘れるな」
とはなむけの言葉をくれた。
自分が何をしたかという長期的な問いかけを
いつまでも続けろということだった。
それと
「まだ入り口にも来てないのに、出口なんか探すなよ」
とも言ってくれた。
そぉだよね。
私はまた何か先回りをしてしまったらしい。
やってもいないこと、接していないことに関して
判断をするなんて、大嫌いだったのに。
一人で焦ってしまってたんだねぇ。
私は留年したし既卒だし、周りに比べれば出遅れたが
こぉいう身近な人からいろんなアドバイスをもらえるということは
かなり恵まれてる。
ありがたいねぇ〜。
だからって後悔はあるがね(笑)