戦前生まれワナビーズ

大学を卒業してから
初めて図書館へ行ってきた。
しかしあれだね。
どこの図書館でも
館内でバカ者が携帯で話してる姿がある。
あぁ見苦しい。
何か大切な連絡でもあるなら
家でいい子にして待っととけ。
携帯を一時的に手放すということは
そんなに苦なのだろぉか。
甘えちゃイヤん。
で、
そんな図書館で6冊までのところ
中途半端に5冊借りてみました。
経済状態が切迫してるので
文庫も買えないわけで。
だからって
ショーペンハウアーなんて
借りることなかったかなぁ。
まぁ夏休みってことで
って本人は違うけど。
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今日はバイトから帰ってきて
早速1冊目読破。
山城三郎さんの
「運を天に任すなんて」
という文庫。
経済学部にいて初めて経済が面白いと思えたのは
山城さんの経済小説からだった。
それも4年になってからだけど。
いやぁ〜遅漏者ですなぁ。
その後日本経済史という講義に興味を持ったんだけど
サッパリアッサリ面白くなくて
単位を落としました、ええ、はい。
面白くなくても
落としまくりでしたがね、はい。

内容は中山素平氏について書かれたもので
時は戦前から現代まで。
それは興銀激動の時代が
まるっと中山氏とかぶり
もぉページが進む進む。
山城さんの文庫を結構読んでるので
登場人物や物事については
ほとんどすんなり入ってきたけど
1点、全く知らなかったことがあった。
それはハウステンボスについて。
バブルがはじけてからというもの
テーマパークといわれるものは
ばったばったと倒れ
倒産、破産、公的資金なんてことざらになってて
私なんてそんなニュース見るたび
「あ〜あ、またか。まったく」
としか思わなかった。
でも、ハウステンボスへの融資は
支店長2代にも渡って時間をかけて
慎重な審査が行われていて
決して軽はずみな融資ではなかったということ。
そしてまた
その支店長がいずれも優秀な人であったこと。
つまり、それなりの資金をかける価値が
ハウステンボスにはあったということだ、ね。
ほぉほぉ。
何か同じキーワード、この場合はテーマパーク、を持っていると
それを全部格子状の棚に並べたたけで
よくよく見ないことって多いんでよねぇ。
やっぱ山城さんの本借りてよかった。
山城さんの経済小説と言われるもので
登場する人物は現在高齢の方ばかりなわけだけど
そーゆー人の話を読むと
年取るのも悪くないかな
って思えてしまう。
自分に登場人物ほどの実力や才能や魅力があるかは疑問だけど。
てか、ないけど。
しかし、戦前生まれの人のパワーって
ホントイイ意味で肉々しいっていうか(笑)
戦前生まれの人特有の
潔さみたいなものにはホント圧倒される。
本読んでてもね。
私たちはしていない苦労や悲しみがたくさんあっただろぉけど
純粋にうらやましい。
それに尊敬します。
じいさんの墓参りしたい気分だよ。
明日の本は・・・・
「笑うショーペンハウアー
です。
わ、笑えるのかな。
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おととい調べたい事があって
久しぶりに過去の日記を読み返した。
小6くらいから書いてる日記。
日記と言えるよぉになったのはここ数年で
それ以前は落書き帳でもあり
写真や歌のネタ帳でもあり
メモ帳でもあったわけだけどさ。
とにかく読み返した。
いやぁ〜驚き〜。
私って結構オトナだったのね。
今忘れかけてた大事なことを
改めて思い出させてくれた。
ありがとぉ、自分。
でもぉ、かなり毒付いてるし
もぉ女王サマみたなことも書いてあって
笑った笑った。
むかついてる時とか
字がやたらでかくなってたりしてたし。
「所詮そこまでの人間なんだよ」
「あぁバカは疲れるねぇ」
「ばかばっかりだよ」
なんてのが結構あってさ。
で、最近気に入ってる罵倒が
「めんどくせぇ女(男)だなぁ」
です☆
車ん中で一人で言って笑う。
最高に気持ちがイイっす。
罵倒って気持ちイイですよね(はーと)
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明日からフジロック
くそぉ!
なんで私は働いてんだぁ!
金がねぇんだ!
そぉか!
だぁー!!!!!!!!
来年こそ行きます。
まっちょって、苗場。