この間友人に
「ameさん、餅好きなら日本一のもち大会って知ってる?」
と言われ驚き、
顔が劇画タッチになってしまいました。
どぉも、amejitenでござぃやす。
なんとまぁまぁまぁ
日本一のもち大会。
無料で!約50種類の!餅が!食べれるそうです!
はぁー、すげぇー。。。
岩手の花泉町で行われているそうです。
ま、今年はもう終わっているようですが。
残念。
来年まで覚えていれば
社長さんを拉致して行きたいと思います。
水曜どうでしょうさんでも来て頂きたいですね。
餅に強い方の食べっぷりが見てみたいです。
それにしても
私の家には
餅好きがもう1人いました。
超甘党餅妖怪とも言う、
今は亡き祖父です。
きりっと男前の顔にでぶっとしたお腹で
お風呂上りは決まって腹踊り。
お堅い父の親というには不思議なくらいに
賑やかなじいさんでした。
まぁそのぶでっと以外の血は全部叔父に行ったようですが。
今では餅というと
お雑煮だけですが
彼が元気だった頃は私たち孫も小さく
正月だ盆だなんだかんだと言っては
お雑煮の他に
納豆と薬味を混ぜた納豆餅
粒あんの所謂、あんころ餅
自家製ずんだのずんだ餅
最低この4種類は出てきました。
その他祖父のリクエストによって
自家製大福や、よもぎ餅、きなこ、ゴマ、胡桃などなどなど。
甘いものが苦手な父には
ひどい仕打ちですが。
普通は餅マッシーンでつくのですが
親戚などを呼んで、になると
小屋から臼と杵を持ち出し
父や伯父や兄でぺったんぺったん。
我ら小人たちは
危ないから近づけないので
ちょっと遠くからそれらを眺めてました。
なんとも微笑ましい画です。
私達が大きくなるにつれて
超甘党餅妖怪は筋肉系の不治の難病が発病し
自分の体が思うように動かないもどかしさから
だんだん笑わなくなり
最期は
甘いものも食えず
ましてや餅など食えず
それ以前に動けず声も出ず
あのでぶっとした体も骨と皮になり
かわいそうなものでした。
彼は兄を何よりもかわいがっていた、と思っていました。
だから亡くなった時、
兄は私より辛いんだろうし
きっとこれからは兄を守ってくれるのだろうと。
でも、亡くなってから
私の餅好きは程度が上がり
不思議な現象も体験し
夢にも時々祖父が出てきます。
毎回同じ夢。
何にも言わず
2人でアスリートな格好をしてランニングして
私は彼の横顔をずっと見ています。
最後は私一人であたたかい空気のある家のドアを開けます。
じいちゃん、何を言いたいのだ?
そこにいてくれてるのかい?
まぁ、
今彼のいる世にもあんころ餅があれば
私はそれでいいんですが。


あと、餅学のすすめなるページも
花泉町でお作りのようです。
なんて奇特な方々だろう。
ちなみに花泉町こちらです、社長さん。