再会

幼馴染と飲んだ。
コンビニなんかでばったり会ったことはあったけど
ゆっくり会話したのは6年ぶりくらいだ。
すんげぇ近くに住んでるのに6年ぶり。
彼女の家に来いということだったので歩いて向かった。
んで台所に通された。
いやぁ〜懐かしいなぁ。
ここでイチゴ牛乳とか作ってもらったっけなぁ。
と、懐かしさに浸ろうとしたが
ん?知らない人がいる・・・
彼女の家は本人と弟とお父さんの3人なのに
知らないおばさんがいる。
はて?
んで紹介されたそのおばさんはなんと
彼女の新しい母親だった。
父さんが再婚したとのことだった。
いやぁ〜さすが6年ぶり。
浦島太郎だよ、あたしゃ。
彼女の実の母親は7年前に亡くなっていたので
まぁおかしい話ではないし
この新しいお母さんっちゅーのがまた面白くて
もぉ話が止まらない止まらない。
面白い人だなぁ、と感心。
お父さんがサントリーの人なので大好きなモルツも
たらふくいただいちゃったし
実の母さんの話をして一人で泣いちゃったり
彼女の今の彼氏がまた歩いて10分くらいのところに
住んでる、よく知ってる人だったり
お互い6年話してなくて驚くことばっかりで
でも
「ほんとアンタは(笑)」
ってゆーリアクションが多くて
会ってない間にいろんな経験をしてオトナにもなったんだろぉけど
根っこが全然変わってないんだなぁと
改めて思った。
彼女の負けず嫌いな所も
一人で全部抱え込んで頑張っちゃうところも
なんか派手なところも
身体動かすこと好きなところも
足癖の悪さも、歩き方も
私の泣き虫なくせに気楽なところも
指先動かすことが好きなところも
姿勢の悪いところも。
今日は酒が上手いねぇ、なんて
2人で笑った。
彼女はもぉこの土地を離れることなないだろぉと言った。
私はまだわからないけど
ここに彼女がいると思ったら
この土地に残ることも悪くないなぁ、と初めて思った。